山梨の日向山へ日帰りで行ってきました。
山頂が花崗岩が風化して白砂のようになっており、なかなか珍しい景色の山でした。
日向山は標高1660メートルで、一番お手軽なハイキングコースは山頂まで1時間30分と短めの為、登山初心者にもおすすめできる山です。
ただ登山口までの公共交通機関でのアクセスが悪いので車が無いと難しい山でもあります。
今回車を持ってる友人との登山だった為せっかくだからとこの山を選んでみました。
朝5時出発、中央道をひた走り須玉ICチェンジで降りて今回のスタート地点である矢立石登山口駐車場を目指します。
僕は助手的で座ってるだけです。
[08:00]矢立石登山口駐車場
8時過ぎに駐車場へ到着。既に多くの車が止まってて登山口に近い場所から順番に埋まっていました。
ちなみに、登山口手前から徐々に埋まっていますが、登山口付近のカーブを超えたゲートまでの林道をかなり空いていましたので、そこまで車を走らせて止めても良いかと思います。
ここからのルートはハイキングコースを登ってピストンするコースと、林道を歩いて錦滝という滝を見てから山頂を目指すルートの2つがあり、今回は滝を回るルートを選びました。
[09:10]錦滝
歩き始めて40分程で滝に到着しました。
正直な所をいうと、ルートは全部で3つあって、もう一つある最長の渓谷歩きの道を進んでいるつもりだったのが、間違って滝まで直通のルートを歩いていたので、40分でついてかなり驚きました。「ここどこ?」みたいな。
山と高原の地図は買っとくべきですね。
滝はなかなか水量で迫力がありました。水も冷たくて気持ち良い!
そこから階段上がったりしてひたすら頂上を目指します。
こっちのコースはそこそこの急登で、下山で使うことは禁止されてます。
久々の登山ではキツかったわ。
とは言え、「やっぱりいいなぁ〜〜」って思わせる新緑。
キツイ傾斜を登った先に今回の目当てである、花崗岩の白砂広がる山頂が見えてきました。
急に白い風景が広がるので「すげぇ!」ってなります。
山頂手前には標石がおいてあります。ここからの景色がなかなか良いです。
崖で一歩踏み間違えれば落ちそうですが。
[11:00]日向山山頂
山頂まで長めの休憩をはさみつつむも2時間半で到着しました。
このぐらいのボリュームが冬場でブクブクと太った身体にはちょうどいいです。
山頂にはお手軽ハイキングコースから登ってきた小さい子供とかもいて和やかな雰囲気。
この時期は暑すぎず快適ですね。
帰りはハイキングコースを使って駐車場まで降りました。
歩きやすくよく整備された道でした。
早めに降りてきて帰りの渋滞もまだ心配する時間ではなかったので、下山後はベルがというキャンプ施設にある「尾白の湯」というところに立ち寄りました。
ここの施設、「こんなに立派なの建てちゃって採算あってるの?」って他人事ながら心配になるほど立派です。
また、露天風呂の赤湯は下呂温泉を思わせるような、茶色で鉄分を含んだお湯で、こんな所にこんな温泉があるなんて・・・ってちょっとびっくりしました。
上述のとおり、尾白の湯が入ってるのがベルガってアウトドア施設になってて、ここでキャンプもする事ができます。
個人的にはこれでキャンプサイトもサイコーだったら、絶対に今度使おうって思ったんですけど、残念ながらキャンプサイトは「駐車場でキャンプですか・・・?」って感じでした。
本当に惜しい・・・。
そんなこんなで、車があればお手軽に珍しい景色に素敵な温泉に入れる日向山。
初心者の人連れてっても無理なく登れると思うのでおすすめです。