友人から「ちょっと辛めの登山がしてみたい!」とリクエストがあったので、久々に塔ノ岳へ登ってきました。
塔ノ岳はこれでかれこれ4度め。全てヤビツ峠からスタートし、大倉へ降りるルートを使っていますが、うち2回目と3回目はそれぞれ蛭ガ岳山荘と尊仏山荘に泊まっているので、日帰りは2年半ぶりです。
大倉尾根は下山でもなかなかハードでした・・・。
塔ノ岳について
塔ノ岳へのアクセス
往路 : 小田急秦野駅 → 神奈川中央交通バス(50分) → ヤビツ峠
復路 : 大倉 → 神奈川中央交通バス(15分) → 小田急渋沢駅
塔ノ岳のコースタイム
標準のコースタイム(6時間10分)
ヤビツ峠 → (25分) → 富士見橋 → (60分) → 二ノ塔 → (15分) → 三ノ塔 → (30分) → 烏尾山 → (25分) → 行者ヶ岳 → (50分) → 新大日 → (40分) → 塔ノ岳 → (125分) → 大倉
今回のコースタイム(6時間25分)
[8:20]ヤビツ峠 → (10分) → [8:30]ヤビツ峠発 → (15分) → [8:45]富士見橋 → (45分) → [9:30]二ノ塔 → (20分) → [9:50]三ノ塔 → (25分) → [10:15]烏尾山 → (1時間) → [11:15]新大日茶屋 → (15分) → [11:30]木ノ又小屋 → (25分) → [11:55]塔ノ岳着 → お昼休憩(1時間5分) → [13:00]塔ノ岳出発 → (7分) → [13:07]花立山荘 → (23分) → [13:30]堀山の家 → (38分) → [14:08]見晴茶屋 → (42分) → [14:45]大倉※ ※ ※ ※ ※
[07:08]秦野駅07:35発のバスに乗るのに、新宿方面からは07:28着の便がありますが、今回はそれより一本前の電車にて到着しました。
改札を出て目の前にあるスーパーで食料や水分を到着して駅前バス停へ。
土曜日の晴天。ましてや翌日の天気予報は雨って事だったのでこの日は沢山の人が既に列に並んでおり、臨時便も1台出発していました。
バスは細い山道を50分も登るので、ここで座れるか座れないかで消費体力に差が出てきます。
「座りたい!座りたい!」と願っていたら偶然最後の二席が空いており座ることができました。そして爆睡です。 [8:20]ヤビツ峠
前日2時まで飲んでいたため寝不足だったのですが、バスで爆睡できたのでスッキリ。
ヤビツ峠には3台のバスが立て続けに到着しました。
ここには塔ノ岳方面と大山方面で登山客が二手に分かれます。個人的にはここから登る大山は頂上までの距離が短く好きです。 [9:30]二ノ塔
この日はとても良い天気で遠くは江ノ島まで見えました。 [9:50]三ノ塔
富士山もよく見えます。
そして右手に烏尾山が見えるこの場所からの景色が、塔の岳のルートで最も好きです。 [10:15]烏尾山
青空がとっても気持ち良いです。
ただ、めちゃくちゃ暑いくて、汗がもうぐちゃぐちゃ・・・^^:
こーゆーちょっとした鎖場もあるのがこのルートの面白いところ。
[11:15]新大日茶屋アップダウンのあるコースもここまで来てしまえば残りはもうわずか。 [11:30]木ノ又小屋
新大日茶屋と塔の岳山頂の間にある山小屋。
普段はスルーしちゃうんですけど、この日はとても暑く”かき氷”の文字に惹かれてふらふらと。
レモン味で全回復です。頂上まであともう少し! [11:55]塔ノ岳着
山頂へ到着!意外とヘトヘトです。かき氷パワーは15分しか持ちませんでした^^;
でも山頂で富士山も見えて満足。
山頂にある尊仏山荘にてビールを購入してグビグビと。
塔の岳に登るときはビールもバーナーも持ってこないで山頂の山小屋でビールとカップラーメン買ってすましちゃう事が多いです。
今回はパンやカロリーメイトを多めに買いすぎていたのでそれでお昼ごはんはすませました。
とても良い天気。周りには昼寝をしてるひともちらほら。
約1時間のお昼休憩を経て下山開始。
前回、前々回は鍋割山を経由したので、直接大倉尾根を降りるのは2年ぶり2度めです。
ひたすら階段を降りて、坂を降りて降りて。
[13:30]堀山の家降りて降りて [14:08]見晴茶屋
降りて降りて [14:45]大倉
大倉バス停到着。疲れた・・・。
もうねぇ、大倉尾根ほっとんど見どころが無く、ひたすら降りるだけ。
意識するのはいかに膝を痛めずに下るかだけ。
ここから登ってきてる人もいたけど、よくやるなぁって思いました。
まぁ、そんなこんなで塔ノ岳無事降ってきました。
一緒に登った友人は登山自体が2年ぶりって行ってたけど、暑さもあって必死の形相でした。
登山経験の少ない人を連れてくる場合、山頂で一泊した方が良いかもしれません。
それにしても、ここの尾根沿い景色は関東の気軽にこれる山の中ではやっぱり一番です。