2015年のお盆に北アルプスを7泊8日かけて歩いた時の記録です。
仕事終わりに毎日アルペン号に飛び乗り富山県の室堂へと行きました。
付いた初日は剣岳の麓にある剣沢キャンプ場を目指して歩きました。
目次
- 準備編
- 1日目 – 室堂から剱沢キャンプ場へ –
- 2日目その1 – 剣岳登山 –
- 2日目その2 – 剱沢キャンプ場から立山を経て竜ヶ岳山頂へ –
- 3日目 – 竜王岳から五色ヶ原を経てスゴ乗越小屋へ –
- 4日目 – スゴ乗越小屋から薬師岳を経て雲ノ平へ –
- 5日目 – 雲ノ平から水晶岳、鷲羽岳を経て双六小屋へ –
- 6日目 – 双六小屋から槍ヶ岳山荘へ –
- 7日目 – 槍ヶ岳登頂 –
- 8日目 – 槍ヶ岳に再び登り、上高地へ –
※ ※ ※ ※ ※
8月7日(金)
仕事を定時とともに上がって、自宅へ帰り急いでお風呂に入る。
山の格好へと身支度をして東京は毎日新聞のある竹橋へきと出発。
竹橋駅には21時半頃に到着。
受付:出発が22時15分からだったので、集合場所と同じ階にあるプロントへ。
気合を入れるためのビール一杯。前に燕岳に行った時もここで飲んだな。
お店から出るとたくさんの人が受付を待っていました。
22時15分
受付を済ませてバスへ。毎日アルペン号はなかなか前後との感覚も短いギューギュー詰めのバス。
4列シートで休憩で起こされない窓際が良かったんだけど、残念ながら通路側。
ひと言声を掛けるでもなく全力でシートを倒そうとする、前の若者に膝でシートを固定して必死に抑える格闘をしたのちに睡眠。
この狭いバスでそんなに倒さないでよ。。。
8月8日(土)
朝7時過ぎに室堂へ到着。
青い空に澄んだ空気に山々と一気にテンションが上がる。
紫外線も強烈。日焼け止め持ってきてよかったよ。
よく分からずについた駐車場で準備をしたのだけれども、建物の中や建物を抜けた水場でやった方が良かったかな。
室堂の建物。天気予報から最新の山の注意点についてまで記載されています。
ここで登山届を提出。
外に水場もあり、冷たくて美味しい水が汲めました。
室堂にはガチ登山の人と、観光登山・観光キャンプの人が入り交じっています。
整備された歩道からこんな景色が見えるんですからね。
温泉もあるし、今度は観光目的だけでゆっくりきてもいいかなって思いました。
7:20 雷鳥沢キャンプ場
室堂から歩いて程なく雷鳥キャンプ場へつきました。
階段の上には雷鳥荘があり、こちらでは温泉に入る事が出来ます。
大自然と温泉って事で、ここは登山目的ではないであろう、キャンパーも結構見られました。
テントマークデザインのPandaをまさかここで見るとは思っても見ませんでした。
雷鳥沢キャンプ場を超えた雷鳥坂からはぐぐっと高度を上げていきます。
結構きつい上り道で「キャンパーはここまでだぞ」って境界線をひいているような感じです。
ライチョウさんもお目見え。
10:05 剱御前小舎
雷鳥坂を登り切ったてっぺんの小屋につきました。
小腹も空いたのでここでカップラーメンを一杯頂きました。
剣岳周辺の小屋情報も書いてあり、すべて予約でいっぱいとのこと。さすがお盆です。
小屋を過ぎてしばらく歩くと、目の前には剣岳と剣沢キャンプ場が見えてきました。
最高のロケーションです。
13:25 剣沢キャンプ場
本日の宿、剣沢キャンプ場へ到着しました。
小屋でテント泊の受付を済ませて設営。この日はやることも無いので後はお昼寝です。
剣沢キャンプ場の受付の小屋では何も売っていません。
何か買いたかったらそっから10分程度歩いた剱沢小屋へ行く必要があります。
時間もあったし、ビールも飲みたかったので散歩がてら剣沢五屋へ足を運びました。
小屋の前にある看板。「岩と雪の殿堂」いいですね(・∀・)
そして夜もふけ・・・・
真夜中に起きると一面の星空!
四方が山に囲まれていて光害が無いので天の川もくっきり見えました。
今までみたどの星景よりも綺麗だったな。
これを見るだけでも行く価値があると思います。
そして翌日、いよいよ剣岳へ。
こんにちは。劔岳と雲ノ平や裏銀座を歩きたいなと計画している中、偶然投稿を拝読しました。
すごいですね!!7泊8日の山旅、こちらもハラハラドキドキしました。私はテント泊装備15キロ位でもいっぱいいっぱいなので、大変尊敬します。
同じ道のりを歩いているような気分になれました。綺麗な写真も、苦労した部分もとても伝わってきて、大変参考になりました。
ありがとうございます😊