雨降り予報の日曜日。天気予報とにらめっこしてたら前日になってどうやら晴れるに変わったと知り、友達を誘って車で奥秩父へ。
友人の自動車にて本当は金峰山へ行くつもりが、運悪く冬季通行止めの最終日。
とっさに近くにあってまだ未踏だった乾徳山へ行ったら、これが凄いあたり!
登山口から山頂へかけてここまで、表情を変える山も珍しかった。とっても楽しかった。
乾徳山について
乾徳山へのアクセス
登山口手前の乾徳神社へ。
無料駐車場あり
電車とバスの場合はこちらを参照:[乾徳山へのアクセス方法 : Culmina]
乾徳山のコースタイム
標準のコースタイム(6時間20分)
乾徳神社(駐車場) → (15分) → 乾徳山登山口 → (90分) → 国師ヶ原 → (45分) → 扇平 → (60分) → 乾徳山山頂
乾徳山山頂 → 迂回新道ルート(80分) → 国師ヶ原 → (80分) → 乾徳山登山口 → (10分) → 乾徳神社(駐車場)
今回のコースタイム(5時間40分)
[8:35]乾徳神社(駐車場) → (15分) → [8:50]乾徳山登山口 → (70分) → [10:00]国師ヶ原 → (20分) → [10:30]扇平 → (55分) → [11:25]乾徳山山頂 → (休憩35分) → [12:00]乾徳山山頂 → (75分) → [13:15]国原ヒュッテ → (45分) → [14:00]乾徳山登山口 → (15分) → [14:15]乾徳神社(駐車場)天気予報
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[8:35]乾徳神社(駐車場)
朝5時過ぎに東京方面を出て、意気揚々と金峰山を目指すも途中の通行止めにあい急遽山を変更した僕と友人。その為早朝発の割に遅めのスタートとなったけれども、なにはともあれ出発です。
スタートは森林の中を淡々と歩いていきます。
傾斜はちょっとキツめ。
[09:50]錦晶水
歩いていると銀晶水、錦晶水という2箇所の水場があります。
土の上をジョボジョボと流れてきた水で、あまり綺麗な感じがしません。とりあえず飲んでみましたがやはり少し土の味がしました。
[10:00]国師ヶ原
そうこうしていると国師ヶ原へ到着。進行方向左手には国原ヒュッテがあります。
この場所、やたら道が整理されており、自動車でもこれそうな雰囲気ですが、別のルートがあるのでしょうか。
鹿の親子に遭遇。
慣れているのでしょうか。距離は取っているもののそれほど警戒している様子はありません。
登山で鹿とか猿とかに遭遇するとそれだけでテンション上がっちゃいます。クマには会いたくありませんが。
さらに登ると展望が開けてすすきだらけになります。
[10:30]扇平
登山道の分岐点にある月見岩という大きな岩。
ここから富士山がよく見えました。しばしの軽食休憩を。
ここでテント泊して星空見たら綺麗なんだろうなぁ・・・。
月見岩から見える山が乾徳山。ここから頂上までの森がさらに面白かった!
また山の雰囲気がうって変わり、岩がゴロゴロとした登山道になります。
大きな岩もそこら中に出てきます。
また、特徴的な岩にはそれぞれ名前がついていました。
鎖場の登場。始めこれがよくガイドブックなどに乗っている壁かと思いましたが違うようです。
ボルダリングも趣味でやってる身としては、岩の感触を楽しみながらぐいぐい登っていくが、もうサイコーに楽しく。
岩と岩の間ではこのようにハシゴを使って昇り降りする箇所もあり。
すぐ隣は崖となっているすこから素晴らしい景色が見えました。
自分も写真取る為に、岩の端の方まで歩いて行きましたが、そもそも高所恐怖症な為、こんな感じでへっぴり腰に^^;
[11:20]
ラスボスの岩です。これが登ってみたかった!
スタート部分は特にツルツルで鎖無しでは登れる気がしません。
鎖を使ってグイグイ登っていく。
上から見るとこんな感じ。結構高いです。
[11:25]乾徳山山頂
登り切るとそこは山頂です。頑張った!
山頂は狭いけどこの日はそれほど人もいなかったので、ここで昼食としました。
それにしても最高の見晴です。来てよかった!
帰りは迂回新道ルートというコースをとって下山。
国師ヶ原までの別ルートなんですけど、結構急な傾斜のがれ場で大変でした。
まぁ、でも同じ道を戻るのも芸が無いのでこれはこれでありかな。
[14:15]乾徳神社(駐車場)
無事下山。
乾徳山ってたまに名前は見るけど、他の日帰り登山のまとめとか見てもあまりレコメンドされていなくてこれまで、全然気にしていませんでした。
今回たまたま登る事になったんですけど、これ関東で日帰り登山できるなかではかなり上位に食い込む山だと思います。
相当楽しかったです。
おそらく公共機関でのアクセスが悪いのが、マイナーな理由かと思いますが、本当に良い山なので是非とも!
今度は秋に行きたいな。