源泉掛け流しの温泉付きの山小屋という夢のような環境の長野県八ヶ岳は本沢温泉へ泊まり八ヶ岳の硫黄岳と天狗岳に登ってきました。
本沢温泉はちょうど2年前のこの時期に来てぶり。前回は装備もままならなかったし雪も深かったので本沢温泉止まりでしたが、今回は2つの山のいただきまで登りました。
アクセス
東京からレンタカーで本沢温泉入り口まで
ルート
1日目 : 本沢温泉入り口 → 本沢温泉(デポ) → 夏沢峠 → 硫黄岳 → 夏沢峠 → 本沢温泉泊
2日目 : 本沢温泉 → 夏沢峠 → 東天狗岳 → 西天狗岳 → 東天狗岳 → 夏沢峠 → 本沢温泉 → 本沢温泉入り口
温泉
本沢温泉内湯、外湯(雲上の湯)
00:00 | 東京某所
神奈川の大山からこの日一緒に登山する友人宅へ向かい準備を整え軽く仮眠を取ったあと0時から長野県に向かって出発しました。
運転はすべて友人にまかせて寝てました・・・^^;
06:30 | 本沢温泉入り口
夜間の高速はさくさく付くため、高速を降りた途中のコンビニの駐車場で仮眠を取り、食料を調達してこの時間に到着。
実際はここよりさらに登ったところまで2WDでも登れて、4WDだとさらに上まで行けるのだけれども、あぜ道で車が傷んでもあれなので、道路脇に止めることに。
本沢温泉まではなだらかな上り坂が続きます。
2年前来た時はこの辺は凍ってガチガチになっておりアイゼンなしでは歩けなかったのですが、今回は完全溶けきっていました。
今年は暖かいんですね。
08:45 | 本沢温泉
2時間ちょっと歩いて本沢温泉到着。チェックインは10時過ぎからとのこと。
暖かくなったらここのテント場での幕営もいいなって思った。山小屋泊が温泉入り放題に対して、テント泊の人は都度700円なんだけどね。
山小屋泊が大部屋で9,000円、個室で10,000円。都度払ってもテント泊の方が安いか。
ここでいくらかの荷物を預かってもらって硫黄岳へ登ることに。
10:10 夏沢峠
本沢温泉から上は日差しが届きにくい森林ってこともあり雪が残っていました。
夏沢峠へ向かう途中から徐々に天候が怪しくなり、登った時にはだいぶ雲によって視界が狭くなっていました。
この日の天気予報は曇りで風が強く、登山Cだったので覚悟はしていましたが・・・。
11:15 | 硫黄岳山頂
途中で予想外に雨が振り出し、暴風浮き荒れるなかなんとか登頂。
写真のとおり視界は数メートル先が見えなく、山頂が見えないなか登っても登っても辿り着かずに辛かったです^^;
山頂には4人が座って入れるぐらいの小さな避難小屋があります。中では先客がタバコを吸っていました。
天候が良ければ横岳まで行く予定だったんですけど、そんな気力はすでにどこにもなく。
さっさと下山下山!温泉だ!
13:00 | 本沢温泉
本沢温泉へ戻りチェックインをすませ、さっそく温泉へ。
冷えきった体に源泉掛け流しの硫黄温泉が染みますわ(^O^)
ちなみにシャワーとか無いので髪の毛は洗えず、そして流せないので硫黄の匂いが体に染み付きますw
夕食前に外にある野天風呂 雲上の湯へ。
日本最高所って触れ込みは条件等をあわせていくつかの温泉が謳っているけど、ここも2150mにある日本最高所の温泉の一つです。
天候が良いと硫黄岳を望むことができます。
この温泉、温度が気候によって左右されます。冬は入れたもんじゃありません。
2年前来た時は外気より若干温かいぐらいだったのですが、体が温まるでもなく、風呂から出るにもクソ寒く窮地に陥ったのですが、今回は人肌ほどのちょうどよい湯加減で大変気持ちよかったです。
周りには酒を持ち込んで長湯している人もいました。
ここの温泉混浴なんですけど、4人ぐらいしか入れないし外から丸見えなので基本的に野郎しか入りません。
が、翌朝朝食前に入りに行った時には30中盤ぐらいの女性と一緒になりドギマギしました。。。
17:30 | 夕食
夕食は写真のような感じです。大変美味しくいただきました。
この日の宿泊客は10人ぐらいだったかな。となりの人は豪快に酒飲んでました。
夕食を取ったあとはもう一度内湯へ入り、部屋に戻り宴会・・・
のはずだったんですけど、あまりに疲れており持ってきた日本酒もほとんど飲むこともなく19時に夢の中へ。。。
2日目
朝食を食べてパッキングをして、いらない荷物を預けていざ天狗岳へ出発!
本日は快晴予定!
07:50 | 夏沢峠
昨日とは違い遠くの方まで見えます。ここが分岐で硫黄岳とは反対方向へ。
09:00 | 根石岳山頂
徐々に晴れてきました(^O^)
ここまで来ると視界が開けて天狗岳や遠くの方の山々がよく見えるようになります。
09:35 | 東天狗岳山頂
ポールが邪魔になるような岩場を登って東天狗岳山頂へ。
来てよかったー!山ってさいこー!疲れってなにー!!ってなるような360度の風景。
気持ちのよい瞬間です。
10:10 | 西天狗岳山頂
この時にはすっかりと青空が顔を見せてくれて、最高の風景を堪能できました。
やっぱり登山は晴天に越したことないですね。
ぐるっと見舞わと360度山々に囲まれており、遠くに見える山はなんて名前なんだろな、いっぱい山あるな、あっちもこっちも登ってみたいななんて思った。こんなに展望がはっきりする山頂も珍しいんじゃないかな。
帰りはきた道をピストンして駐車場まで。
さぁ次はどこへ行こう。