鳩ノ巣城山から海沢へと向かう奥多摩エリアのマイナールートを登山しにてきました。
このルート上の海沢(うなざわ)は渓流で苔むして滝もあり歩いてて気持ち良いサイコーにおすすめの場所です。
「あまりキツイルートは嫌だ」
一緒に登る友人から事前に釘を差されていた今回の登山。
どこにしようかと本棚の「駅から山登り 関東55コース」をペラペラとめくっていたら、滝の涼しげな写真が載っていたので気になり行くことにしました。
ちなみにこの本、タイトル通り電車の駅からバスも使わずに歩いて登れる山を紹介してるので、プラっと行く時に参考にしやすいです。
ただ今回鳩ノ巣城山については掲載されているルートの登山路が僕の持っている2014年版 山と高原地図(奥多摩)には載っていませんでした。
マイナーなルートで登山路もあまり人が入っていない印象です。
鳩ノ巣城山・海沢へのアクセス
往路 : JR青梅線 鳩ノ巣駅
復路 : JR青梅線 奥多摩駅
今回のルートとコースタイム(4時間50分)
[09:30]鳩ノ巣駅↓ (1時間)
[10:30]鳩ノ巣城山
↓ (40分)
[11:10]大楢峠
↓(45分)
[11:55]海沢出会
↓(35分)
[12:30]大滝
↓(40分)
[13:10]海沢出合
↓(40分)
[13:50]アメリカキャンプ村
↓(30分)
[14:20]もえぎの湯
↓
奥多摩駅
※ ※ ※ ※ ※
日曜朝7時台の新宿駅の風景・・・。
青年がホームの真ん中で寝ておりました。
鳩ノ巣駅まではいつもお馴染みホリデー快速おくたま号。
ちなみに乗換案内アプリでは、鳩ノ巣駅までは御嶽駅で下車して鈍行に乗りかえるように出てきますが、実は終点の奥多摩駅まで行き、反対の電車で折り返したほうが15分程早く到着できます。
(折り返し乗車時の運賃の支払いについては確認が必要ですが、今回はフリー切符の「休日おでかけパス」を使用したので問題無いです)
[09:30]鳩ノ巣駅
駅前のお店は川苔山登山後によく利用させてもらってます。
川苔山を背に川の方へ歩いて行き橋を越えます。
川を超えたら道沿いを歩いて右沿いに出てくるこの階段が鳩ノ巣城山への登山口。
はっきり言って凄く分かりづらいです。
登山道もあまり人が入っていない為それなりに荒れています。
ただルートは迷うほどでは無いです。
登山口から鳩ノ巣城山まではかなりキツ目の傾斜をひたすら登ることに。
[10:30]鳩ノ巣城山山頂
ひーひー言いながら1時間の山登りを終えて山頂につきました。
山頂は植林に囲まれていて何も展望がありません。
ガイドブックに書いてあったから覚悟はしていませんが、頑張って登ってこれじゃぁ、人気無い訳だわ。
今回のルートでは標高的にはここがピークなのでこの先アップダウンはあるものの基本的に下りなので気が楽です。
こーゆー道は気持ちよくて好き。
[11:10]大楢峠
高さ27m,幹周り4.5m,樹齢400~500年のコナラが・・・・ 折れてました。
大木見れると楽しみにしてたのでこれは少しショック。
ここを通ったおじさんの話だと2年前の2014年に折れたのだと。
残念・・・。
ここからは林道を歩くことになります。
[11:50]海沢出合
ここ、今回のメインです。ここまで何も面白い物もなかった分、海沢の景色は余計に興奮しました。
とにかく緑が溢れています。
そしてここからは滝がお目見え。
三ツ釜ノ滝
名前の無い滝。
大滝
この滝は水による風圧が凄く、凄く涼しかったです。
もっと暑い夏に来たらサイコーの場所だと思います。
ネジレノ滝
写真だとサイズ感が出てないですがそれなりに大きな滝です。
その他にもキレイな箇所がたくさん。
奥多摩周辺では川苔山が同じような雰囲気で大好きなんですけど、海沢も同じくらい好きになりました。
奥多摩これまで何回も来てるのに全くのノーマークだった。
奥多摩駅から海沢で歩いて1時間半だけど、タクシー乗って来ることもできるので、登山初心者の友達とのハイキングや、ここでの簡単なBBQも楽しいかなって思いました。
[14:20]もえぎの湯
帰りは奥多摩駅周辺にあるもえぎの湯に寄って来ました。
入場制限がかかっていて15分くらい待ったかな。
ここの温泉、土日は登山客が大量に入るのでお湯はお世辞にもキレイとは・・・って感じなんですけどやっぱりサッパリしてから電車に乗れるのってはいいですね。
ビールぐびぐび。
近場の山は一通り行った感があったのですがまだまだ知らないだけで良い場所もいっぱいあるんですね。
いいとこ見つけました。