塔ノ岳の尊仏山荘に泊まって夜景と富士山を拝んできた。

ヤビツ峠から塔ノ岳へ。塔ノ岳山頂の尊仏山荘で一泊し夜景と星空を眺めました。
翌日は鍋割山で鍋焼きうどんを頂く満足コースです。

コース

秦野駅からヤビツ峠までバスへ行き、そこから塔ノ岳を目指すルートです。
気持ち良い景色が見られる稜線がある一方、鎖場もあり距離も長めな事からアルプスへ行く前の登竜門とも言われてます。
初日は塔ノ岳山頂にて尊仏山荘へ泊まり、二日目には鍋割山を経由して大倉へ降りました。

1日目
07:31 新宿駅 – 08:41 秦野駅(小田急線)
08:55 秦野駅 – 09:30 ヤビツ峠 (神奈中バス)
09:40 ヤビツ峠 – 11:05 二ノ塔 – 11:30 – 三ノ塔 – 昼食 – 12:35 烏尾山荘 – 13:10 行者ヶ岳 – 14:05 新大日茶屋 – 14:50 塔ノ岳(尊仏山荘)

2日目
07:00 塔ノ岳(尊仏山荘) – 08:20 鍋割山(鍋割山荘) – 昼食 – 09:00 鍋割山 – 12:00 大倉

参照:[塔ノ岳へのアクセス方法 : Culmina]

09:30 ヤビツ峠
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今回の登山の出発地点です。写真のとおりメチャクチャ人が多かったですけど、時間的に遅いためかほとんどの人が大山方面へ向かって行きました。

舗装された公道を10分程度歩き、富士見橋を超えたら左折して登山道のスタートです。
そこからの道のりですが、正直二ノ塔につくまでは傾斜がきつくて心が折れます。

11:30 三ノ塔
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きつい傾斜を登り切った後の三ノ塔に昼ごはんにしました。
稜線に出ており風が強かったので避難所を利用。お昼ごはんはカップヌードルシーフード味。

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ここからの道のりは展望も良く本当に気持ちが良いです。山の向かい側には烏尾山荘が見えます。
紅葉もだいぶ色づいていました。

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途中ちょっと怖い鎖場もあります。

14:05 新大日茶屋(閉鎖)
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平坦な道が多く楽に歩けます。後は塔ノ岳を目指すのみ!

14:50 塔ノ岳(尊仏山荘)
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写真の撮影や、休憩を多く取ったりしてたのでコースタイム以上の時間がかかったけどなんとか到着。
この日山小屋の予約をしていなかったんですけど無理を言って泊めてもらいました。
宿泊費用は夕飯・朝食付きで6500円です。素泊まりの場合は4500円のようです。

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尊仏山荘は基本的に寝場所がすし詰めになるような予約の取り方はせず断っているようでした。
今回の私のように突然来ちゃったお客さんがいる場合には、山小屋の性質上断りはしないものの、別の寒い小屋等で我慢してもらうそうです。
今回は幸い予約者と同じ場所のベッドを確保してもらえましたけどやはり予約が確実です。

ちなみに塔ノ岳の名物だった鹿ですが、見当たらないなぁって思って山小屋の人に聞いた所、今年初めに降った大雪でみんな死んでしまったそうです。残念です。

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荷物を整えて休憩をしたあとは日没を鑑賞。
塔ノ岳は曇りが多いんですけどこの日は富士山も姿を表してくれました。
自然って凄いなぁって思う瞬間です。

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夕飯はカレーでした。
カレーはおかわり自由です。消費したカロリー以上を摂取しました。

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食後は山小屋泊の人が思い思いに晩酌をしていました。山小屋はビールと日本酒を扱っています。
ツマミは売ってません。買ってくるのを忘れたのが悔やまれました。

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消灯は夜8時。 消灯を待たずに爆睡です。

翌日

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午前4時。ゴソゴソと出発の準備をしている人の物音で目が冷め外へ行ってみました。
満点の星空!って事ですかさず一眼レフと三脚をセット。
昨晩も写真は撮影したのですがガスっていていまいちでした。やはり朝方の方が晴れている事が多そうです。

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そこからは日の出の時間。
空の色が少しずつ変わっていくのは本当に幻想的で、泊まりの山行で一番好きな瞬間です。

日の出を拝んだあとは朝ご飯。
ここではおでんでした。外に出ていてすっかり冷えきった身体にしみました。

07:00 塔ノ岳出発
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塔ノ岳から鍋割山までの道のりはそれほどキツイところもなく、展望もキレイでオススメです。
雲海の上を歩いているとなんだかあっちの世界へ行ってしまったような感覚になります。

08:20 鍋割山到着
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ここで名物の鍋焼きうどんを。写真はだいぶ食べ終わっちゃった段階のものですが。
朝も早くまだ8時過ぎだったので、やってないかなーってダメ元で聞いてみましたが、作ってもらえました。

おいしい(・∀・)
1時間ちょっと前にがっつり朝食を頂いたばかりなのに、人間美味しいものっていくらでもお腹に入るんですね。

それからはひたすら下って大倉に出ました。
鍋割山の傾斜はかなりキツく下りでも大変でした。このルートで登りたくは無いなぁ。

テントを買ってからは山小屋は全然利用してなかったんですけど、久々に泊まるとやっぱりいいですね。
暖かいご飯が出てくるし、暖かい布団があるし、そこに集まる人の交流も楽しいし。

さて次はどこへ登ろう。

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