涸沢 GW残雪期テント泊

GW前半戦に上高地から雪の残る涸沢へとテント泊をしに行ってきました。

雲取山へとテント泊をした翌日、勢いに乗って、新宿からさわやか信州号に乗って上高地へ行ってきました。

ゴールデンウィーク中の北アルプスは2年前に燕岳に行って以来。

涸沢は以前GW期間中に大規模な雪崩があったことを知っているので、慎重になっていましたが、どうやら今年は大丈夫そうと。
装備も涸沢までなら軽アイゼンで問題ないかなって事でエイと。

そこには冬山にハマらせるだけの魅力的な世界が広がっていました。

登山口へのアクセス

新宿駅南口「バスタ新宿」からさわやか信州号に乗り上高地へ。

今回のコースタイム

1日目
[06:15]上高地バスターミナル出発
[07:10]明神
[08:20]徳沢
[09:20]横尾到着
↓休憩 30分
[09:50]横尾出発
[10:15]岩小屋跡
[11:00]本谷橋
[12:50]涸沢ヒュッテ

2日目
[07:05]涸沢出発
[08:20]岩小屋跡
[08:40]横尾
[09:50]徳沢
↓休憩 30分
[10:15]徳沢出発
[10:55]明神
[11:10]明神池
[12:25]河童橋
[12:30]上高地アルペンホテル
↓ 日帰り入浴
[13:30]上高地アルペンホテル出発
[14:00]上高地バスターミナル

※  ※  ※  ※  ※

[22:15] バスタ新宿

雲取山から帰ってきた翌日、疲れや筋肉痛もなんのそのでバスタ新宿へ。
上高地に向かう夜行バス さわやか信州号に乗車します。

4列シートなのですが、幸いこの日はカレンダー上では平日って事もあり隣の席が空いていてゆっくりくつろげました。
2回のサービスエリアでのトイレ休憩もなんのそので到着まで爆睡。
どこでも寝れるっていうバックパックでの長距離移動での経験がこの辺で活きてきています。

[05:15] 上高地バスターミナル

早朝に上高地に到着。
極度の暑がりの私は、新宿から山の格好をするのが嫌で、半袖短パンの上、素足にサンダルってスタイルだったのですが、流石に寒かったですね。
そして周囲の人に三度見ぐらいされていました。

とりあえず、ここで着替えを済ませて登山届を提出します。

お腹も空いていたのでバスターミナル2階の食堂で朝食としました。
この食堂は朝の5:30からオープンしているのでありがたい。
最悪の事態を想定し、これが最後の朝食になるかもと有難くいただきました。

朝食を済ませて6時15分にいよいよ出発です。

 

出発してすぐにお目見えする河童橋。
上高地やっぱり綺麗ですね。サイコーですね。
気分が高まります。

小梨平にもいくつかのテントが張ってありました。

平坦な林道をひたすら歩きます。
上高地から横尾までは歩いて3時間。
これが車で巻けるとすごい便利なんですけどね。

行きはともかく、帰りのこの単調な道はかなりの精神的苦痛を伴います。

[07:10]明神

サクサク行くよ!

 

お猿さん。

ひたすら歩いて・・・・

[08:20]徳沢到着!

ひたすら歩いて・・・

[09:20]横尾到着!

なげぇ。
今回もきっちり3時間かかりました。

この時期って橋の下とかでもテント張れるんですね。

さてさて3時間のウォーミングアップを済ませいよいよ登山開始です。

 

横尾の橋を越えた先はいきなり雪道でした。
久々の雪道ワクワク。

 

 

横尾から1.3kmほど歩いた先にある、岩小屋跡にてちょっときつい傾斜があったので、この辺が軽アイゼンの付け所かなと装着。
そのままツボ足で行く人とアイゼン付ける人と半々ぐらいでした。

[11:00]本谷橋

45分程歩いて、本谷橋と思わしき場所に到着。
夏は川が流れていて、絶好の休憩スポットとなっている場所も、この時期はすっかり雪で覆われています。

特に休憩する事無くぐいぐいと高度を上げていきます。

 

そっから先の景色は、あまりにも綺麗でため息の連続でした。
心の中で「すごい!!すごい!!」と難度も連呼。

テンションだだ上がりです。

 

ゴールの目印となる涸沢ヒュッテの鯉のぼりも見ててきて気分が高まります。
夏山に比べて残雪期の冬山ルートの方がアップうダウンが少なく地面の衝撃も無いので、疲れにくいんですね。
これは意外でした。

[12:50]涸沢ヒュッテ到着

いやっほう!
ついにたどり着いた雪の涸沢。
四方を山々に囲まれたその光景は絶景そのものでした。

すでに多くのテントが設営されています。
私もそそくさと場所を見つけに行きます。

シャベルを持っていない私は誰かが前日まで使っていたスペースを利用させてもらおう作成でしたが、なかなか良い場所が見つからず。
良いスペースと思っても、昼過ぎで雪も緩んでいて踏み抜くことがしばしば。

やっと雪がそれなりに硬い場所を見つけました。
ここに幕営することに。

我が一夜城の完成!

夏場だと涸沢ヒュッテはテント場より上にあるんですけど、冬場はテント場の方が上にあるんですね。
雪がそれだけ積もっているって改めて考えると凄い。

テント場を見下ろしながらビールが飲みたかったので、西穂高岳の麓にある涸沢小屋まで足を運ぶことに。

涸沢小屋に向かって

ビールを買って

テラスに座って

その絶景を眺めながら

一人で乾杯!!!!

最高です。
最高の非現実がここにありました。

こんなに美味しくビールが飲めることもそうそう無いです。
マムートのジョッキも可愛い。

テント場に戻る途中、一人の登山家の人がワイン持ってました。
それがサイコーにカッコよくて、ああそうだ僕もワイン飲もうと。

涸沢ヒュッテでお買上げ。2500円也。
ワインの涸沢の絶景が五感を通してマリアージュ!

夕暮れ時の涸沢。
なんかスケール感凄いです。

夕飯はモンベルで購入した3分で出来上がるインスタント食品。
3分で出来るし味も美味しいしオススメです。ちょっと高いけどね。

ワインを飲みながら日が暮れるのを待ちます。

日没後のテントの明かり。
夏場のようにキラキラに光るのかと思っていたのだけれども、明かりはちらほら
翌日日の出前から行動する人が多いみたいで、日没を待たずして寝ちゃってるみたいですね。

写真を取って僕も19時には消灯しました。

そして午前2時過ぎ。
ゴソゴソとテントを這い出て外を見ると一面の星空。

すぐにカメラをセットして長時間露光撮影。

持ってきてよかった三脚。
持ってきてよかった広角レンズ!

素敵な世界が広がっていました。

午前5時前。
夜明けの時間です。

この景色もまた素晴らしい。

山の壁を見るとすでに登山を開始してる人がちらほら。

今回は涸沢までって決めていたし、そもそもアイゼンもピッケルも持っていないのでこれ以上先には行けないのだけれども、
こっからさらに上に登る事ができる人がこの時本当に羨ましくって、来シーズンは冬山装備を整えようって心に誓ったのでした。

[07:00]涸沢出発

名残惜しくもあったけどその光景を目に焼き付けて涸沢を出発。

雪道はずんずんと進めるので、夏山の標準タイム以上の速さで横尾まで降りてこれました。

この日(5月3日)がGW後半のスタートとの日って事もあり、対向側から多くの登山客が来ていました。

[08:40]横尾

やった事ないけれども、バックカントリーも楽しいんでしょうね。きっと。

[09:50]徳沢

少し早いお昼ごはんとして徳沢でカレーを食べました。
大きいお肉が入っていて美味しかった。

ソフトクリームを頼む人がいっぱいいて、それもまた美味しそうでした。

[10:55]明神

ひたすら単調な林道を歩いて明神まで。
バスの時刻にも余裕があったので、明神行けに立ち寄る事に。

涸沢の光景にすっかり目が越えてしまったのか、正直300円払ってまで見る価値があるのかは・・・ って感じでしたがまぁまぁ。

それでですね、スタートから何度も書いているとおり、上高地バスターミナルから横尾まではひたすら単調でツマラナイ道を3時間ほど歩くことになるんですよ。
それが今回、明神→上高地 間を川を渡った自然探査路経由で帰ってみたらこれが思いの外良かったので紹介します。

川割った側の道で、実際少し遠回りになるんで、時間と残り体力との相談になると思うんですけれども、道としては断然こちらの方がオススメです。

木道あり、渓流ありで見どころがいくつもありますし、何よりも林道と違って「登山道を歩いてる = 登山してる」って感じが味わえます。
登山客にはあまり知られていないのか、わざわざ当周りしたくないだけなのか、コースを歩いている人はほとんど上高地だけを目的とした観光客だけでした。

ただ、何人かすれ違った登山客の人が「こっちの方が断然いいな!」って行っていたのも聞こえてました。
絶対こっちのほうが楽しいです。

登山の締めは上高地アルペンホテル。
ここは日帰り入浴を600円で提供してくれます。

この日帰り入浴は2年前に立山から上高地まで1週間ほど縦走したときにも使わせて頂きました。
小奇麗なホテルが小汚い僕のような登山客にお風呂を貸してくれるのは本当にありがたい限り。
きっとオーナーに理解があるんでしょうね。

風呂上がりの一杯。
日焼け止めを塗っていなかった手がツートンカラーに。
顔も真っ黒で首もヒリヒリ。

でもサイコーだった。
次は夏にまた来よう。

こちらもおすすめです。 著者からの投稿

返信を残す

あなたのメールアドレスは公開されません。